院内勉強会
お昼休憩を利用して、虫歯の診断と治療について勉強会を行いました。
虫歯の治療というと、ただ単純に削って詰めてをしているだけと思われることがありますが、その大きさ、状況により削って詰める方法は色々あります。
何でもかんでも神経を抜かずに残せばいいというものではありません。
神経まで達しそうな大きな虫歯でも神経を抜く場合と抜かずに残せる場合があります。
適切な診査・診断と適切な治療を行うための知識を院全体の共通認識として深めることが出来ました。
虫歯になった後の適切な治療も大事ですが、まずは虫歯にならないことがその歯の一生に大きく影響します。
まずは、不要な治療をしないよう虫歯にならないことが大事です。
歯磨きを頑張っていたのに、フッ素を定期的に塗っていたのに、虫歯が出来てしまうのは理由があります。
甘いものを食べたから? でも、甘いものを食べた人が全員虫歯になるわけではありません。
歯磨きをしなかったから? でも、歯磨きをしなくても虫歯にならない人もいます。
何で虫歯になってしまったのかを知るために、そして、新しい虫歯を作らないようにするために、歯医者さんが必要です。